「正の実空間」と「負の実空間」そして11次元空間
- 2015/06/12
- 02:04
前回の図(今回:図3)--「リザムの実宇宙図」から実空間へ--で説明をするのを忘れていました。図中のA,O,Bの直線上に「+iと-iの虚軸が新しく誕生します」と説明していましたが、この図は実空間になっているために宇宙全体では虚軸になっているはずの軸に実空間的には三次元としてのZ軸(上下空間)が創造された様になっています。
つまり、虚軸が実軸平面上と、「+・-」∞平面上に隠された状態になっています。云い方を替えると、赤球・青球の「+側・-側」実軸空間の繋ぎ目である実軸平面内に虚軸が圧縮された状態とも言えます。同様に、「+・-」∞実軸平面内にも圧縮されています。
ここで、我々の宇宙を青球側(+)の実軸空間としてしか認識していないと仮定すると、空間は実軸の+側としてしか認識できませんから、物理的には+x・+y・+zの三次元となります(数学的には1/2の位置を0点として左側を-、右側を+にしています)。すると虚軸は+i・+j・+k,-i・-j・-kのようにプラスとマイナスが実軸平面上に余剰次元として隠されていることになります。
次元としては実軸三次元と六次元の余剰次元(虚軸)となり、合わせて九次元になります。そして、このブログでは回転を時間に替わる次元として定義していますから、「時計回りの回転」と「反時計回りの回転」の二次元が追加されることになります。すると、トータルで11次元になります(超ひも理論から発展したM理論では11次元です)。
今まで、ここのブログでは物理関連や宇宙関連のカテゴリの記事を多く載せていますが、最近では「リザムの宇宙」に関するカテゴリの内容が中心になっています。
この「リザムの宇宙」を理解して戴くために、過去に物理や宇宙に関する話題を中心に掲載してきましたので、もう一度ここの過去のブログを読んでください。余剰次元や超ひも理論、そしてホログラフィー理論・ブラックホール・ビッグバン理論などいろいろな情報を書き込んでいます。
前回の「重力とは何か?」という疑問に対する回答も隠されているはずです。
さて、今回は先ほど書きました回転について観察してみましょう。
下の図1を見てください。この左側の図は前回に載せた図形に回転の方向(反時計回り)を描きこんでいます。この左図を上下反転させたものが右側の図になっています。

図1:空間の反転図
この図をよく見比べてみてください。空間を反転したのですからアルファベットの記号や色、そして+・-の反転は当然といえば当然の結果です。
では、回転はどうなっているのでしょうか。左図は反時計回りですから青球・赤球は共に反時計回りに回っています(リザムの実宇宙図より)。
今度は上下反転した右図を見てみましょう。この図には、すでに時計回りの回転が示されていますが、確認のため2個の球を反時計回りに回転させながら、上下を反転させてみてください。すると、右図のように時計回りになっていることが確認できます。
先ほども書いていますように、回転を時間に替わる次元として定義していますから、右図と左図では、上下を反転することで「時計回りの回転」と「反時計回りの回転」という二つの異なった空間が出現しています。
次に下の図2を見てください。この図は前回に載せた図(図3)が青球中心(上)で、しかも実宇宙図の青色領域側の空間でなっていました。しかし、この図では前回とは反対に赤球を中心とした実空間の図になっていて、しかも左図から解りますように黄色領域側と関係しているようです。
前回の青球中心の実空間は「正の実空間」とし、赤球中心の実空間は「負の実空間」とします。

図2:「リザムの実宇宙図」から「負の実空間」へ
複雑になってきましたので前回の図を図3としてもう一度載せておきます。

図3:「リザムの実宇宙図」から「正の実空間」へ
図3の青球中心の「正の実空間」を基準とすると、図2の赤球中心の「負の実空間」は実軸平面とは+と-が反転した宇宙として認識出来るはずです。
今までの、物理的な空間概念には「負」の空間は存在していません。しかも時間はプラス方向にしか進まないことになっています。しかし、図2・3の右図を比較すると鏡を挟んで正と負の宇宙が上下に存在しているように見えます。
そして今度は図2・3の左図に注目すると「リザムの実宇宙図」では、中心軸の左右の領域とも双対的な関係になっていることに気付きます。
そうすると、先ほども書きましたが、「正の実空間」では、反時計回りですから、9+1=10次元、反対に「負の実空間」は時計回りですから、こちらも9+1=10次元になります。しかし回転が2種類である(鏡の世界)ことを考慮すると。どちらの世界も10+1=11次元にすることで、お互いが陰陽二つの世界と接していることに気付くはずです。
今回は、ここまでとします。
つまり、虚軸が実軸平面上と、「+・-」∞平面上に隠された状態になっています。云い方を替えると、赤球・青球の「+側・-側」実軸空間の繋ぎ目である実軸平面内に虚軸が圧縮された状態とも言えます。同様に、「+・-」∞実軸平面内にも圧縮されています。
ここで、我々の宇宙を青球側(+)の実軸空間としてしか認識していないと仮定すると、空間は実軸の+側としてしか認識できませんから、物理的には+x・+y・+zの三次元となります(数学的には1/2の位置を0点として左側を-、右側を+にしています)。すると虚軸は+i・+j・+k,-i・-j・-kのようにプラスとマイナスが実軸平面上に余剰次元として隠されていることになります。
次元としては実軸三次元と六次元の余剰次元(虚軸)となり、合わせて九次元になります。そして、このブログでは回転を時間に替わる次元として定義していますから、「時計回りの回転」と「反時計回りの回転」の二次元が追加されることになります。すると、トータルで11次元になります(超ひも理論から発展したM理論では11次元です)。
今まで、ここのブログでは物理関連や宇宙関連のカテゴリの記事を多く載せていますが、最近では「リザムの宇宙」に関するカテゴリの内容が中心になっています。
この「リザムの宇宙」を理解して戴くために、過去に物理や宇宙に関する話題を中心に掲載してきましたので、もう一度ここの過去のブログを読んでください。余剰次元や超ひも理論、そしてホログラフィー理論・ブラックホール・ビッグバン理論などいろいろな情報を書き込んでいます。
前回の「重力とは何か?」という疑問に対する回答も隠されているはずです。
さて、今回は先ほど書きました回転について観察してみましょう。
下の図1を見てください。この左側の図は前回に載せた図形に回転の方向(反時計回り)を描きこんでいます。この左図を上下反転させたものが右側の図になっています。

図1:空間の反転図
この図をよく見比べてみてください。空間を反転したのですからアルファベットの記号や色、そして+・-の反転は当然といえば当然の結果です。
では、回転はどうなっているのでしょうか。左図は反時計回りですから青球・赤球は共に反時計回りに回っています(リザムの実宇宙図より)。
今度は上下反転した右図を見てみましょう。この図には、すでに時計回りの回転が示されていますが、確認のため2個の球を反時計回りに回転させながら、上下を反転させてみてください。すると、右図のように時計回りになっていることが確認できます。
先ほども書いていますように、回転を時間に替わる次元として定義していますから、右図と左図では、上下を反転することで「時計回りの回転」と「反時計回りの回転」という二つの異なった空間が出現しています。
次に下の図2を見てください。この図は前回に載せた図(図3)が青球中心(上)で、しかも実宇宙図の青色領域側の空間でなっていました。しかし、この図では前回とは反対に赤球を中心とした実空間の図になっていて、しかも左図から解りますように黄色領域側と関係しているようです。
前回の青球中心の実空間は「正の実空間」とし、赤球中心の実空間は「負の実空間」とします。

図2:「リザムの実宇宙図」から「負の実空間」へ
複雑になってきましたので前回の図を図3としてもう一度載せておきます。

図3:「リザムの実宇宙図」から「正の実空間」へ
図3の青球中心の「正の実空間」を基準とすると、図2の赤球中心の「負の実空間」は実軸平面とは+と-が反転した宇宙として認識出来るはずです。
今までの、物理的な空間概念には「負」の空間は存在していません。しかも時間はプラス方向にしか進まないことになっています。しかし、図2・3の右図を比較すると鏡を挟んで正と負の宇宙が上下に存在しているように見えます。
そして今度は図2・3の左図に注目すると「リザムの実宇宙図」では、中心軸の左右の領域とも双対的な関係になっていることに気付きます。
そうすると、先ほども書きましたが、「正の実空間」では、反時計回りですから、9+1=10次元、反対に「負の実空間」は時計回りですから、こちらも9+1=10次元になります。しかし回転が2種類である(鏡の世界)ことを考慮すると。どちらの世界も10+1=11次元にすることで、お互いが陰陽二つの世界と接していることに気付くはずです。
今回は、ここまでとします。
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